WAIWAIブログ 2009/6
偉大なる男
[戯言] 投稿日時:2009/06/18(木) 00:09
このところ偉大な男の死が相次いでいる。
1人はロック界のスーパースター忌野清志郎。
大昔に坂本龍一と歌っていた「いけないルージュマジック」の頃からファンであった。
高校の頃はRCサクセションやタイマーズを聞きまくっていた。
アコースティックギターをかき鳴らし、歌い狂ったこともある。
訃報を聞いたとき中学の同級生数人と飲んでいた。
先日カラオケでRCを歌いまくった。
そしてもう一人、記憶にも新しい三澤光晴その男である。
正直ピンとこない人もいるであろう。
もし全く知らない人がいたらこう言ってあげたい。
三澤を知らないって事は緑色を知らないって言ってるのと同じだ・・・と
小学生時代初代タイガーマスクに夢中だった。
負けたらマスクを脱ぐと言う公約の基華麗なるファイトスタイルは今見ても遜色ないスタイルである。
そして負け知らずのまま初代タイガーがリングを去った後、すこしして2代目タイガーマスクが誕生したのである
初代ほどの切れはないにしても初代より大柄な2代目は迫力のある空中殺法で俺を魅了した。
しかし一番俺を魅了したのはマスクを脱がないタイガーマスクが試合中に自らマスクを脱いだのだ。
そして露わになった2代目タイガーマスクの正体こそ三澤光晴である。
当時ホントにぶったまげた覚えがある。
その後の活躍は言わずもがな、今も現役バリバリで非常に強いイメージがあった。
その男が試合中にリングの上で亡くなったのである。
「プロレスラーはリングの上で死ねたら本望」と言う人もいるだろうが自分は違うと思う。
残された家族は?仲間は?会社は?(ちなみに三澤はNOAHという団体の社長です)
三澤のファイトスタイルはリアルプロレススタイルだ。
いわゆる技を受けて受けて最後にひっくり返すというスタイル。
これだけ受けてるのにまだ返せるのかよ!!って感じ。
そんな男が死んだ。
しかもプロレスで。
そのニュースを聞いたときは友達と飲んでいた。(いつも飲んでいるわけではない)
不思議と涙は出ない。
現実として受け止められないからかもしれない。
いかりや長さんが亡くなったときもその友達と他数名でのんでいたが、そのときは自然に涙が出た。
三澤の死から4日、そろそろ現実味を帯びてきたがメディアでの特番などは組まれないところにプロレスのマイナーさを感じる。
昨今のプロレス低迷には自分を胸を痛めている一人であるが、これを糧に是非今一度プロレスをもり立てて言って欲しいものである。
自分と直接接点のない偉大なる男たちの死。
これからは確実にそう言った機会が増えてくるであろう。
その悲しみをいったいどう受け止めていけばいいのだろう。
そんなことを真剣に考えつつ今日も眠る…。
おざけん
ps
ちなみにサイトデザインの一部を追悼の意を込めて緑色を強くしています。
それに気づけた人は紛れもなく三澤とこのホームページの大ファンです。